研究労働者として就職の重要性は否定しない。
だが、学問に関わる以上、その社会的な実践や意義にも重みを置きたいものだ。

早稲田では、鎌田総長の後釜に労働法専攻の副総長が手を挙げている。
だが、非常勤講師らの処遇につき、これまで彼ら執行部が行った所業につきどう弁明するのだろうか。

その点、同じ労働法学者ながら、非常勤講師側で筋を通した佐藤先生は立派だった。
かくありたいものだ。