【家電】LG・サムスンの家電製品、ブラジルで人気爆発[07/12/02]
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「ブラジルで家電製品といえばLG・サムスン」

人口1億9000万人という南米最大の市場・ブラジルで、LGやサムスンといった韓国の
家電製品が大人気を集めている。ブラジル各地にはLGやサムスンの巨大な看板が立ち並ぶ。

韓国の家電メーカーが一番強いのはテレビと液晶表示装置(LCD)分野。
ブラジル電機電子工業協会の発表によると、LG電子は今年上半期にプラズマテレビ市場で
68%という圧倒的なシェアで1位になったのに続き、液晶テレビ31%、ホームシアター23%、
DVDレコーダー31%、液晶モニター38%などでも1位になった。プラズマテレビ・液晶テレビをはじめ、
全テレビ部門でもLG電子がシェア26%を記録、1位になっている。ブラジルのテレビの4台に
1台はLG製ということだ。LG電子は今年、ブラジルで昨年比40%増の売り上げ
25億ドル(約2777億円)を目標にしている。
サムスン電子も液晶テレビ・液晶モニター・レーザー複合機・ハードディスクドライブなどの
売れ行きが好調で、今年の売上高は昨年比30%増の20億ドル(約2222億円)に達する見通しだ。
サムスン電子はブラジルの中産層・低所得者層に需要が拡大しているのに注目、
今年は高級携帯電話のほか中低価格の携帯電話を発売し、携帯電話市場のシェアを
引き上げる方針だ。サムスンとLGは2003年以降、オーディオ・ビデオを除く家電製品で
伝統的に強いソニーを追い抜いた。サムスンはブラジル市場でリードしている
LGを追撃する構えで、ブラジル家電市場は韓国メーカー同士が競い合うことになる。

ブラジルで韓国メーカーがソニーやフィリップスを追い抜き躍進しているのは、
さまざまな新製品を開発し高所得者層に食い込んだことや、
積極的な市場開拓努力を推し進めたからだ。特にLG電子は、
1998年にブラジルが通貨危機に陥り、ライバル企業が手を引いた後も最後まで残り、
アフターサービスをしながら製品の信頼性を高めた。

金起勲(キム・ギフン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20071202000017