869 名前:目のつけ所が名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/16(日) 20:01:46
>>867
そもそも口内全ての歯を磨くのに3分というのに無理があると思う。
自分は手磨きでもウルティマでも20分程度は磨かないと比較にならないのではないかと思っている。
そこで検証家氏の言う同じウルティマを使っての超音波ありの場合となしの場合とで比較する実験をやってみた。

まず3分磨きの場合。
これは確かにたった3分ではどちらも大して差が無く、超音波による顕著な効果があるとは言えない。
というより超音波があろうが無かろうが3分で20本以上の歯の表や裏や噛み合わせ部、歯間部を全て磨くのは物理的に困難というのが結論。
そこで、同じ20分磨き(1本当り約1分程度になる)で約1ヶ月間、定量的ではないが歯磨き後に歯の表面のつるつる感が何時間持続するか、
また歯磨き後約8時間後でのカラーテスター(例の赤く染まるやつ)による染色で、赤く染まる面積について比較してみた。

その結果、3分磨きでは殆ど差が見られなかったが、20分磨きだと平均して超音波ありの場合の方が無しよりも、歯の表面に歯垢の膜が
出来始めてザラつきが出る時間が、ばらつきはあるものの約4時間程度遅くなった。
なお、歯磨き直後の歯垢は超音波あり、なしの場合でも同じくらい綺麗に除去されていることをカラーテスターで確認している。
(本来は一定時間後に生成した歯垢の重量を比較すればもっと正確なデータとなるであろうが、その量が非常に微量でサンプル
採取そのものが困難であることから、最も敏感な舌の感触とカラーテスターによる染色面積比較で確認することにした。)
また、カラーテスターでの染色で確認した結果、前夜の歯磨きの8時間後で比較したところ、前歯の表面での赤く染まる面積は、
超音波ありの場合はなしの場合に比較して平均約1/5という結果となった。