自社製品購入、社員に「ノルマ」設定…シャープ

経営再建中のシャープは、全従業員を対象に、自社製品の購入を呼びかけるシャープ製品愛用運動を20日から始める。

取締役や執行役員は20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円と役職に応じて目標金額を設定し、売り上げ増を目指す。
同様の取り組みは、経営危機に陥った旧三洋電機が2004〜05年に実施した例があるぐらいで、異例のことだ。

「特別社員販売セール」として、来年1月29日まで実施する。
セール専用のサイトから申し込む仕組みで、社員には購入額の2%分を奨励金として支払う。
購入状況を会社側が把握できるため、目標金額は、事実上の「ノルマ」と受け止められている。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151118-OYT1T50002.html?from=ytop_main3