5月に小改良されたSONY ZS-RS81BTを購入。
製品写真で想像していたよりコンパクトで軽い。
バブル時代の大型ラジカセを想像すると拍子抜けする。
アナログ選局ラジオをいくつか使っているが、温度特性が悪く選局が自然にずれるようになった(微調整が必須)ので、デジタルチューニングのラジオが欲しくなったので購入。
ラジオ局名の漢字表示は、「地域設定」で選択できる、初期プリセットされている親局だけ。
都市部以外の山間部などにある中継局を自動または手動でプリセットして聴く場合、放送局名は設定されない(表示もできない)。
ZS-RS80BTとZS-RS81BTの違いは、この初期プリセット局に「ワイドFM」の放送局名が入っているかどうか。ZS-RS80BTのワイドFMは全て手動登録になるので局名表示がない。
ZS-RS81BTは北海道から九州までの主要局(親局)に対応している(2017年秋の開局予定局まで対応)
ZS-RS81BTのファームウェアは1.06。

AMの音は高音が出ない、上下の側波帯を削った音。ICF-801のような高音の伸びはない。
高音が出ないのでノイズが耳につきにくくなる利点はある。
内蔵バーアンテナの大きさは不明だが、本体の大きさに比べると小さいだろう。
FM音声で、ステレオでノイズが多い(電波の強度が充分ではない)場合は
設定項目からFM音声の「強制モノラル」選択が可能。

本体サイズが小さい為か、ステレオ感は少ない。。
中音重視で、低音増強機能はあるが、過剰な味付けはなく、サイズ相応の音で「ズシズシ」と響く感じはしない。
実売価格と搭載機能を考慮すれば、音質が多少犠牲になっているとも言えるが、小型のホームラジオを購入したと思えば大きく劣るものでもない。

元々がラジオの聴取を目的に購入したので、他の機能はまだ試していない。
同じSONY製の録音機能付きラジオICZ-R100やICZ-R250TVよりなぜか安く、こちらの方が断然高機能。
本体上部にある3つのラジオ選局ボタンが意外に便利。しかしリモコンの操作性はZS-RS80BTから改良されていないので最悪で、早々に箱に収納した。
録音も出来る高機能ラジオとして考えれば、価格以上の満足は得られると思う。