■石油ファンヒーター 構造による違い■

◆ダイニチ(ブンゼン式)
○点火、消化時の臭いが少ない。
○点火が40秒と早い。
○分解・修理が簡単。
×消費電力が他社の5〜10倍多い。音も他社より大きい。
×良質な灯油しか使えない。高地使用不可。
×電熱式気化器(ブンゼン)の為、内部やニードルにカーボンが溜まり、定期的に分解清掃、気化器交換が必要。

◆コロナ(ポンプ噴霧式)
○燃焼中の臭いとVOC(シックハウス要因)排出がポット、ブンゼンよりも少ない。
○出力調整幅が広く、定常運転出力を小さく絞れるため燃費が良い。
○低消費電力で静か。送風量も多い。
○ダイニチほど灯油の質は要求しない。
○分解清掃で気化器交換になる事はほとんどない。
△点火まで75秒(待機電力80Wの秒速点火モードONなら7秒)。
×点火、消化時に臭いがする

◆トヨトミ(ポット式)
○低消費電力で静か。
○古い灯油でも使用可能。
○ポット式なので基本的に耐久性が非常に高い。定期的な分解清掃のみで長く使える。
×点火、消化時の臭いが非常に強い(燃焼時の臭いは少ない)
×点火まで150秒(消臭なしなら90秒)かかる。
×構造上、送風量は少なめ。

◆アラジン(ブンゼン式)
○臭いが少ない。
×ヒートパイプ付きブンゼンで、ダイニチほど早い点火はできない。(点火まで120秒)
×ブンゼンなのでダイニチと同じで、気化器内部やニードルにスラッジが付きやすい。
×1年保証で中国製。(ダイニチ、トヨトミ、コロナは3年保証で日本製。) 積極的に買う理由はない。