エアコン工事業者は請負基本料金だけでは実質赤字なんだよ。
量販が台頭する前の90年代までは1台15000円程度だったのが
今は1台7000〜8000円がデフォ。

部材やガソリン代など経費を入れると赤字がわかると思う。
そこでいかにOPで利益を確保するか。
以前は若干の配管延長はサービスしていたり、化粧カバーも
安く施工していたが、今はそんなことすると経営が成り立たない。

異階工事(室内機2階、室外機1階)も昔は配管延長費用だけ
だったが、今は5千円から3階からだと1万円程度請求する。

量販が工事費込みの価格表示にしてから工事人は奴隷に
なった。追加工事でも酷い元請は35%も引かれて取り分は
65%にしかならない。

ゆえに部材の質が下がり(中華製)、工事職人は手抜きで
施工することが多くなった。まさに安かろう悪かろう。