昔の弓場の朝日カルチャーセンター講座「歌音痴解消」の受講生の感想がネットにあったの載せとく

https://web.archive.org/web/20070605015101/http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/column/007.html

>この日は男女あわせて12人が受講した。若い方もシニアもいる。弓場さんはステップ1で1曲、
>次のステップで3曲から5曲、最終ステップでは難しい曲、たとえば「川の流れのように」などが
>歌えるようになるので、心配しないように、と自信に満ちた宣言をして講座は始まった。

>よく、オンチは聴覚に問題があると言われる。でも、人の会話には音符でいえば半音のさらに
>10分の1の微妙な音程差があり、みなそれを聴き取っている。だからほとんどのオンチは耳の
>問題ではない、という。

>では、何がオンチにさせているのか。それは音程を定める、のどの筋肉の使い方が上手でない
>からで、その筋肉を訓練でうまく働かせるというのが弓場メソッドの考え方だ。
(略)

>次はひとりずつ、フクロウの「ホー」という鳴き声をまねる。これも裏声。ここまでは割に簡単に
>全員がクリアした。

>それでは、と誰でもが知っている童謡「カエルの歌」を歌詞なしの「オーオー」だけでひとりずつ
>歌ってみる。「カエルの歌が聞こえてくるよ……」というあの歌だ。途中で表声から裏声へ、
>裏声から表声へと変わるが、そこがなかなかうまくいかない。
>でも、弓場さんに指導を受けて歌うと、みんなどこがオンチなの? と思うほど上手に歌えるから
>不思議だ。聴いていて感じたのは、とにかく思い切って声を出すとうまくいくということだ。

>裏声と表声のブレンドで、あらゆるジャンルの歌や歌手の特徴をまねられる。弓場さんがお手本を
>示す。美空ひばりの分厚い声、裏と表がグラグラする小林幸子の声、口を開けない五木ひろしの声、
>声を太くしたカンツォーネの歌い方……。どれもものまね大会に出れば賞をもらえそうにそっくりだった。