ポップスで説明しよう。

70年代はアイドルの声量がガクンと落ちた時代。
それでも腹式の基本はきちんと守られていた。

伊藤咲子/乙女のワルツ
https://youtu.be/rAiu2iLM9RQ

低音が頼りないんだが、それだけ喉に頼らず、息の力だけで声にしようとしてるんだよ。

どうだい? 声帯そのものはかなりソフトに使ってるだろう。
高域になるときれいなナチュラルビブラートがかかる。

もあん氏の発声と真逆。
声帯が緊張している発声で固まってしまうと、後々、非常に厄介だ。