>>969
感情表現って何なのか、は永遠の課題ですね〜笑
そうしたら、かなり厳しい内容になってしまいますが、書かせて頂きますね
歌唱技術としては352さんはやっぱりとても高いものを持っていて、それとは全く別のものとして書いています
また、"私が思う感情表現"という完全に主観なものなので、ご理解下さい

まず、感情表現って何ぞや?という事で前提として思っている事が2つ
1つは、感情表現で大切なのって、歌唱者が感情的になるのではなく、視聴者に感情が伝わる事だと思っています
それ故、歌における感情表現って、歌唱者が思ったままに歌う事とは正反対で
自分はどういう感情を伝えたいか、それをどうしたら受け取って貰えるか、自分の"声"でどう表現すれば良いか
それを感情に流されず、しっかりとマネジメントしてアウトプットする事だと思っています
(尤も、感情を伝える上で、自身の感情を昂らせる事が大切な事も多々あるとと思います)
2つ目は、響きの豊かな声やビブラートなどの歌唱技術は、往々にして感情表現と対極の位置にいます
感情って、凄く生活に馴染みのあるもので、多くの人にとって"普通"のものです
対して、上記の様な歌唱技術って、一般的な生活の文脈では"普通ではない"もので、違和感をもたらします
響き等の面では、発声的には声楽などにおける声が最も長けていますが、POPSではそれよりも喋り声に近い
ボイトレ的に"正しくない"発声に寄った声が使われるのも、そういった理由だと思います

長くなり過ぎたので、二分割です
続きます