>>294のbzさんの解説を見て確かになあと自分も感じたので補足
Michaelの声って、自分にはほぼ声帯筋の入っていない裏声に聞こえるのですよね
感覚論的な話になってしまうのですが、声帯筋の働いた声(ミドル・ヘッドと呼ばれる声)は
喉奥の下側(舌根付近)に引っかかる感じがあって、そこを声・息の起点としていて
声・息の終点としては、軟口蓋や鼻・頭などになるように感じます
つまり起点から終点までの距離(ストローク)は若干距離があるように感じます
一方、マイケルが使っている声(ほぼ裏声と感じる声)は
声の起点が軟口蓋や鼻など、つまり終点とほぼ同じ位置になるので
ストロークとしてはとても短いものとなります

このストロークって、声の立ち上がりに非常に大きく関係していて
ストロークが短ければ短いほど、声の立ち上がりは素早くなります
自分で発声したサンプルがこちらです
前半と後半の声の立ち上がり速度の差、これがMichaelの声のキレの正体だと思っています
http://fast-uploader.com/file/7082553267278/

また、bzさんの説明中のハードロック調の声は、ヘッドなのでストロークの長い声
囁き声や息の少ない声ではストロークの短い声に自然となると思います
因みに、自分がいつも言う"ポジション"は、この声の起点に相当していたりします