ウインガニオンが夏のマイル王の座を狙う。シリーズ初戦の中京記念を積極的なレース運びで押し切りV。
西園正都調教師は「ここにきて力をつけてきたのかな。代謝の上がる夏はうまくいくね」と目を細める。
中間の調整も順調そのもの。津村明秀騎手からは「ここも行くつもりです」と早くも逃げ宣言だ。
6〜8月成績8戦7勝の夏馬が躍動する。

パラダイスSは5着に敗れたロードクエストだが、休み明けを一度使って上昇ムード。
1週前の美浦坂路で4F52秒2を計時し、小島茂之調教師は「状態は上向き。条件も好転する」とうなずく。
衝撃の4馬身差Vを飾った15年新潟2歳Sの再現を目指す。

中京記念2着のブラックムーンも、逆転に虎視たんたん。
橋本祐希助手は「前走は力負けとは思っていない。リベンジです」と力が入っている。

10カ月ぶりの復帰戦を迎える14年2歳王者ダノンプラチナは、丹念に乗り込まれて仕上がり良好。

前年覇者のヤングマンパワー、重賞でも好戦が目立つメートルダールなど好メンバーがそろい、熱い戦いが見られそうだ。


【関屋記念展望】ウインガニオンが夏のマイル王へ前進
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000138-dal-horse