藤田伸二の爪の垢でも煎じて飲め

フェアなレースにこだわり続けたことでも知られる。04年には史上最年少で特別模範騎手賞(東西いずれかで勝利数、獲得賞金、
勝率の各部門のなかで5位に入り、かつ制裁が0点の騎手)を受賞し、10年には史上初となる2度目の同賞に輝いた。「藤田が
(フルゲートの)18人で競馬をすれば審議なんてなくなる」と豪語するように、97年から07年まで11年間、走行妨害による騎乗
停止はゼロ。フェアプレー賞は史上最多の19回を数えた。