あなたが見たいと言っていた
星の降る夜が

音もなしに前ぶれもなしに
始まろうとしている

ゆらゆら揺れる
真冬の空に
手を伸ばせば
あなたがふっと現れてそっと遠ざかる

孤独な夜の欠片抱いて
あなたを想えば

願いは他に浮かばないの

もういちど逢わせて!

愛をください消えぬ愛を
そして眠らせて

こんど目がさめる時はきっと

あなたはそばにいて!