阪神はかなり高速馬場だった。

以前の師走中山1600mとは価値が違う。
へたすると中山1.34秒>今の阪神1.33秒の可能性も十分。

さらに筋肉というのは残念ながら性質があって、あまりスピード、つまり
瞬発力が出過ぎても今度は持久筋が備わってないということで突然ある距離を超えると悲鳴を上げる。

サイレンススズカなんてそういう筋肉の性質だったろう。
3ハロンは目いっぱい走っても34.0しか使えない、しかし、その3ハロン34秒の脚を1800m持続できるなら1800mを
1.42秒で走れるわけだ。別に上りが32秒、33秒フラットで走れるスピードを持っていなくても良いことになる。
むしろそっちのが他の距離への融通が利いて良質な筋肉だろう。

競馬はもい2400m〜3200mも最強でありたいならスピードがあれば良いってもんじゃないよ。
勿論そのスピードがあって持久力も兼ね備えている筋肉の質ならばそれは化け物候補という事になる。
ダノンプレミアムはまだ1600mまでしか走っていない。
十分距離延長で止まる可能性はある。スピードがあり過ぎる馬の宿命。