>>154
その成績でわかることは、馬は毎回同じように好走するとは限らないということ。
また、ライスは中山2500mでg1で上位に来れる実力があるということを他のレースで示しているということ。
93日経賞も勝ってるし、94日経賞はステージチャンプ56、ライス59、マチカネタンホイザ58だから。

これでライスが弱いとか言い出すとマチカネも弱いことになって、93有馬も低レベル、ということになる。

ライスが93、94日経賞でそのくらいの力を示していることによって、94有馬のライスが弱い(のに低レベルだから3着になった)
と断定することはできなくなる。
しかし、最初に書いた通り、馬は毎回同じように好走するとは限らないから、94有馬のライスが好走していると断定することもできない。

ライスによって判明するのはここまで。

その上で、実際ライスは好走していたのか?と考えるなら、仮定してみたらいいのだよ。
本来のライスは、中山2500mのg1で上位に来る実力を持っていたが、94有馬では凡走していた、と仮定してみる。
すると、どうなるか?

ライスが凡走していたと仮定すると、アイルトンシンボリ、ナイスネイチャ、サクラチトセオーも揃って凡走して
いることになる。なぜならこの3頭は、その近走でg1上位レベルの力を見せているから。
ついでに言うと、ナリタブライアンも凡走していることになる。

つまり、上位に来ていた他の4、5頭が悉く凡走していたということになる。この可能性は非常に低い。
だから、94有馬でライスが凡走していた可能性は非常に低い、ということになるのだよ。