このレベルの馬になると、2400持たせるための絶対的なスタミナが有るかどうかという問題ではない

スピードがあって気性が勝ったタイプだと、テンの3ハロンを34秒切って走ってしまい、マイル以上では洋梨になるというだけのこと
3ハロン34秒切るとなると、ハロン11秒3のペースとなる
このペースで5ハロン走ってしまうと56秒5
この時計ですら、コテコテのスプリンターであるカルストンライトオなんかから見ればてんでお話しにならない
大差で千切られるようなスローペース

しかし、5ハロン56秒5で走って、残りの5ハロンを流して60秒かけたとしたら、1分56秒5というとんでもないタイムとなって、秋天などブッチ切って勝ってしまう
しかしこんなラップ踏んで秋天勝った馬などいないだろ?
つまり、テンの3ハロンで34秒切ってしまうような馬は、もうスプリンターとしてしか残された道はない

つまり、サラブレッドの肉体的限界として、そんな気性の勝った馬、スピードがあり過ぎて加減できない馬は、どんなにスタミナがあろうとマイルまでが限界なのだ

逆に、それなりのスタミナがあって、前半加減して騎手の指示通り走れる馬は、2400くらい難なくこなしても不思議はないのだ