1972年から週刊少年チャンピオンで連載している野球漫画「ドカベン」シリーズが28日発売号で完結する。発行元の秋田書店が明らかにした。46年の歴史に幕を閉じる。最終回では作者の水島新司さん(79)による特別寄稿が掲載されるという。

 「ドカベン」は、明訓高校の捕手で強打者の主人公・山田太郎の愛称。
山田とバッテリーを組むエースの里中智、悪球打ちの岩鬼正美、秘打男の殿馬一人ら個性豊かなチームメートとともに、
ライバルたちとの熱戦を勝ち抜いていく様子を描いた。76年にはアニメ化された。漫画では「プロ野球編」など続編を経て、
現在は水島さんの野球漫画に登場した選手が対決する「ドリームトーナメント編」が32巻まで発刊されている。
シリーズ合計で203巻に上る。

https://www.asahi.com/articles/ASL6N3RKZL6NUTIL00Z.html