モレイラ復帰を仮定する地元紙「地元の騎手は残念」
[2018年10月16日 16時24分]

11日にジョアン・モレイラ騎手(35)のJRA騎手免許1次試験不合格が発表されて以降、香港ではさまざまな臆測が飛び交っている。

12日のサウスチャイナモーニングポストは、モレイラの香港復帰を仮定したザカリー・パートン騎手(35)のコメントを掲載した。
「景色が変わってしまう。僕には大きな影響はないと思うけど、地元の騎手たちは残念に感じるだろう。
今シーズンは地元の騎手たちが明るい表情で、幸せそうに見えることが多い。
もしモレイラが戻ってきたら、それが難しくなってしまう。いいことなのかどうかは分からない」。

昨シーズン、4季ぶりにリーディングジョッキーの座を奪い返したパートン騎手は今回の報道に先駆け、
14日に自身のツイッターで「中国の人たちのうわさ話が本当なら、モレイラはジョン・サイズ厩舎の所属騎手になる」と投稿している。

一方、16日のサウスチャイナモーニングポスト電子版は、モレイラの香港復帰で影響を受けるのは地元香港出身の騎手ではなく、
(所属になるとされている)サイズ厩舎で騎乗機会の多いティータンとクリッパートン騎手ではないかと予測する記事を掲載した。

13日の時点で香港の騎手リーディングはパートン(オーストラリア出身)が17勝でトップに立ち、ティータン(モーリシャス出身)が16勝で続く。
3位には11勝でホー騎手、4位には6勝でウォン騎手が続いており、地元香港の騎手学校出身ジョッキーが活躍を見せている。

https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&;id=201810160000492&year=2018&month=10&day=16