G1並みの大歓声が場内を包む中、3番手で直線を迎えたオジュウチョウサン。武豊が満を持して馬場の中央に持ち出すと歓声はひときわ大きくなった。
残り200メートルで先頭に立ったオジュウは外から来た1番人気ブラックプラチナムに差させず半馬身差をつけゴール。

 「道中折り合って、最後もしっかり脚を使ってくれた」。
安どの表情で振り返った武豊。
満面の笑みで出迎えた長山オーナーは「もう少し(後続を)離すと思った」と、おどけながら「さすがは世界の武豊。盛り上がりも凄かった。もう僕の馬じゃなくファンの馬だからね。(平地出走について)あれやこれや言う人も少なくなるかな」と喜んだ。

 今後について、長山オーナーは「有馬の前にもう1回使います。候補は2つ」と明言。
スポニチ賞ステイヤーズS(12月1日、中山)が視野に入っていることは否定せず「もっと大きいレースもあるからね」と、ジャパンC(25日、東京)挑戦もにおわせた。
「目標は有馬で変わりない。そのために一番いいスケジュールを考えたい。武さんの都合もあるから」と語った。

 この日は、TBSのドキュメンタリー番組「バースデイ」のクルーがオジュウ陣営に密着。
また場内に設けられたグッズの特設ワゴンには、前回の福島同様に長蛇の列と、オジュウの挑戦は社会現象となっている。
「何よりファンに喜んでほしいし、僕自身も夢とロマンを追い掛けたい。有馬はぜひファン投票1位で」と長山オーナー。競馬界のスーパースターへの夢物語は既に、現実のものとなりつつある。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000041-spnannex-horse

レース後、和田正一郎調教師は安堵の表情をみせた。
「無事走って勝てたということで良かったと思います。ひじょうにスムーズで何も言うことがないレースでした。能力も発揮できたと思いますし、課題も特に見当たりません。」

 気になるのは、有馬記念へ向かうまでのステップレース。12月23日に行われる有馬記念(GI、中山芝2500m)までのあいだには長距離重賞は11月25日のジャパンカップ(GI、東京芝2500m)と12月1日のステイヤーズS(GII、中山芝3600m)がある。
これについては、「このあとは有馬記念を本線にあとはオーナー、ジョッキーと相談し、馬の状態をみて決めたいと思います。有馬記念へ直行とは決めていません」と慎重に言葉を選んでいた。

 いずれにせよ、長山オーナーの掲げた有馬記念への参戦への壁はひとつひとつ、順調にクリアしている。

 次なる壁はファン投票で参戦を希望する馬(第1回特別登録を行った馬)の上位10頭に入ることなのだが、これは南武特別での人気ぶりからもまず問題ないだろう。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takakohanaoka/20181104-00102868/

種無し涙目ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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