競馬最強の法則 伊藤雄二〜桜花賞について

画面は桜花賞のレースとなった。ジッと凝視めた伊藤雄二は、ホームストレッチの場面で声を出した。
U爺「アッ、ハミが外れてしまいましたね。それも2度。ちょうどウオッカが伸びようとしたところで、
安藤君のダイワスカーレットに寄られたんです。」
「エッ!?ウオッカ自身に疲れかなんかがあって、ヨレたんじゃないですか?」
U爺「いえ、そうじゃありません。第4コーナーを回った位置とゴールインした位置を見比べても、
安藤君が外に外にと意識的に馬を導いていたのは明らかでしょう。
ゴールまでの2ハロン標辺りの、行き脚のつきかかるときに最初に寄られて、もう一度ゴール手前250m辺りで
グーンと行きかけたときに寄られて、ハミが外れています。
2度目が致命傷となりました。ウオッカは少しもヨレてないですよ。」
 〜略〜
U爺「(安藤は)フェアとアンフェアのギリギリの攻防といえます。それも技術のうちといってしまえばそれまで
でしょうが、後ろから来ているのがわかっていて、少し外へと寄りましたよね。特に2度目は、ダイワスカーレット
の左トモにウオッカの右前脚がクロスしています。当たってはいないんです。でもあれは当たったと同じで。
「そうかこの瞬間に後ろの馬はハミが外れて、それを建て直している間に、前の馬はより前に行ってしまった。
U爺「ハイ、安藤君にうまく立ち回れてしまったわけです。ただ最初に少し寄られたときにウオッカが半馬身差くら
いまで並んでいたら、そんなに影響はなかったと思います。」
「そんな不利を受けながらも、ウオッカは2着に踏ん張りきった。」
U爺「(略)ゴール手前250mのところで受けた2度目の不利は致命傷になって、1馬身半突き放されたなと解釈
します。今回のようにジワジワと外に寄られると、後ろから来た馬は絶対に不利なんですよ。
"潜在能力が上"であったとしてもね。」


ダスカのケツブロックは1レースで2回もやってるからな
今の基準なら完全にアウト