関西でもさまざまな問題が起こっているという。某レジェンド騎手のエージェントは引退間際の調教師と同じような年齢。
最近はレスポンスの悪さでも評判だ。

「昔からの付き合いがあるところや、特定の馬主、特定の厩舎以外の有力馬は集められなくなっている。
電話番にすらならないと嘆いている関係者は少なくない。レジェンド騎手はもう50近い年齢だが、馬主からはまだまだ人気。
他に大した騎乗馬がいないのに乗ってくれなかった、ということはよく耳にするね」(某関西関係者)

もっとも、レジェンド騎手もエージェントに対して厳しい態度を取ることがしばしばなので、何だかんだ言ってバランスが取れているのかも知れない。
ただ、フォローがなっていないことで騎乗馬を失ってしまうということも珍しくないのだ。

「騎手が継続騎乗だと思っていても、エージェントが失敗して馬主や関係者を怒らせることも少なくない。
とある重賞馬もレジェンド騎手のお手馬だったが、エージェントのヘグリで乗り替わりになったとも言われている。
競馬の進化するスピードは速いし、60歳とか70歳になると厳しい仕事だとは思うよ」(某関西関係者)