デビューからの数戦は覚醒前夜。雰囲気のあるいい馬だなとは思ったがポロポロと負ける、まだ気持ちが走る方向に向いていない眠れる馬。

京都辺りから別馬になった。
ここからが史上比類なき走りで、今も強さの最大瞬間風速で並ぶものなしと語られるナリタブライアンそのもの。

故障以後はらしさが完全に消え失せ、評価を失墜させた。
そして春天でそれらしい兆しを見せ始めたか?という矢先にターフを去ることになった。

ここまで明暗、白黒はっきりしている名馬もなかなかいない。