ブライアンのフォームの特徴は、後ろ脚の歩幅の大きさ。

お前ら直立した状態から、両足を前後に広げてみなさい。腰の位置が下がっていくだろ?
それが沈み込むということだ。

@後ろ脚の歩幅が大きい→腰の位置が下がる(沈み込む)→相対的に前半身の位置は高くなる

A後ろ脚を蹴り出していく時に相対的に腰の位置が低く前半身が高い→後ろ脚で生み出した力がより前方にスムーズに送られる
 →だから速く走れる

普通の馬は、後ろ脚を蹴り出すときに前半身を高く保てない、だから動力がドスンと地面に落ちてしまって前に進めなくなる。
ブライアンは他に例を見ないほど前半身を高く保ち、遠くに送り出すことができた馬。
これがフォームの原理の一部な。