1. オーストラリアの競馬場では、平均して3日に1頭の馬が死亡している。

2. 2017年8月から2018年7月までの間、オーストラリアの競馬場では119頭の馬が死亡している。

3. 死亡している馬の約半数(56頭)の死因は、致命的な前肢の損傷によるものだった。一方、16頭の馬は疲労によって倒れ、11頭は心臓発作により死亡していた。

4. ニューサウスウェールズ州は、52頭と死亡数が最も多い。ビクトリア州とクイーンズランド州では、それぞれ24頭の馬が死亡していた。

5. 2016年7月から2017年7月までの間、137頭の馬が競馬場で死亡している。

6. 競走馬は供給が過剰になっており、競走馬として飼育されるも、一度もレースに出ることのできない馬が毎年2000頭近くいる。
そして毎年8500頭近くが、レースを引退している。 これらの馬は「無駄」だとされ、殺処分されることが多い。

7. 英国動物虐待防止協会(RSPCA)は、鞭が馬に痛みを与え、時に一生残る損傷を引き起こすことがあると主張している。ある研究によると、レースの間にパッドの付いていない鞭のシャフトが馬の皮膚に接触している確率は64%を占めている。
そして鞭を使った場合の80%で、馬の体にはっきりと見えるへこみができていたと報告されている。