例えば、全く同じ状態の馬場において、
@逃げ馬サイレンススズカ+他17頭の馬たち によって芝2000m戦
A平平凡凡な逃げ馬A+他17頭の馬たち(@と同じメンツ) によって芝2000m戦

において、スズカと平凡逃げ馬A以外の馬たちが走破時計含めて全く同じレースをしたとしよう
で、スズカと逃げ馬Aの前半1000mはともに58.0の大逃げだったとしてスズカは逃げ切り勝ち、
逃げ馬Aはゴール前ギリギリで差されて僅差負けとしよう

結果、レース結果は、
@1着サイレンススズカ 勝ちタイム1.56.0  前後半ラップ 58.0−58.0(M)
 2着 フツウボーイ      タイム 1.59.0  大差

A1着 フツウボーイ  勝ちタイム 1.59.0  前後半ラップ 58.0−61.0(H)
  2着 逃げ馬A       タイム 1.59.0  ハナ

↑な?これがすべてだよ これが「前後半ラップ比較法」の欠点なんだよ
全く同じ馬場状態、それぞれの逃げ馬を除いて全く同じメンバーが全く同じようにレースを走破して、
かつ2つのレースにおける“前半1000mの通過タイムが全く同じであった場合”であっても、
「前後半ラップ比較法」を用いると両レースのペース判定の答えが変わってしまうんだよな?