グラ  「ほれ、覇王様の到着だ・・・」
エル  「君があの噂のオペか・・・昔は凄かったんだって?」
オペ  「えっ、いや、あの・・・」
スペ  「んもぅ、謙遜しなくてもいいよ。昔の君は凄かったんだし堂々としててよ」
グラ  「で、お前は今何をしてるの?」
オペ  「えっ・・・・・・」
スペ  「そうそう、全然名前も聞かなかったから僕も気になってたんだ。君は今何をしてるの?」
エル  「まぁまぁ、2人とも落ち着けよ。で、君は今何をしてるのかな?」
オペ  「・・・・・・・・・・・」
グラ  「あの超エリートの覇王様だもんな・・・そりゃ、俺たちの目に触れないところで凄いことやってるに決まってる」
スペ  「僕ねぇ。娘がアメリカのG1勝ったんだ・・・シーザリオっていうんだけど。後ね、インティライミが日本ダービーで2着になったんだよ」
エル  「僕はもう仔を残せないから・・・だけど2頭の息子が菊花賞とJCDを勝ってくれて。何とか血を残す責務は果たせたかな」
グラ  「けっ・・・どうせ俺の子供はG1勝ってませんよ・・・でもな、スケルツィがG1で2番人気になったり、マイルCSで4着にきたりだな。メガワンダーもクラシック戦線で頑張ってくれて。
     明日の朝日杯にはマイネルレーニアっていう重賞勝ち馬が出てくるんだぜ。俺に続いて親子制覇してくれねーかな?」
スペ  「うちの仔も出てるよ・・・オースミダイドウって仔だけど」
グラ  「・・・・・・・大本命じゃねーか、ちくしょー」
エル  「まったく、君たちが羨ましいよ。僕も君たちと一緒に子供の心配をしたかったよ」
オペ  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


エルグラスペ「で、お前は今何をしてるの?」
オペ  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」