ブルトガング
ゲルマンの伝承、シドレクス・サガに出てくる英雄ハイメの剣。
ハイメは平民で、町へやってきたとき、東ゴート族の王ディートリッヒと闘い、その際にディートリッヒの兜への一撃で折ってしまう。
闘いに負けたハイメだがディートリッヒの仲間となり、活躍する。
ブルトガングは折れたことで物語の中では重要な役割を果たしたかもしれない。
後にディートリッヒは巨人エッケを倒してエッケザックスという剣を手に入れ、ネーゲルリングという名剣をハイメは譲り受ける。
日本語圏においては、1997年に刊行された一般書『聖剣伝説』(佐藤俊之とF.E.A.R、新紀元社)において
北欧神話の神ヘイムダルの剣であると誤って紹介されて以来、この誤解が広まっている。

ブルトガングって神剣だと思ったら序盤で折れる剣って