藤田菜七子騎手がコパノキッキングで東京盃を快勝。JRA女性騎手として初の重賞制覇を成し遂げた菜七子は「誰か、可能なら私を止めてください」と吠えた。

マイクアピールを始めた菜七子は、
「1つ、横山さんも御神本さんも…なかなかやるね。あえてあなた方に言ってやる。世界女王の座は遠いぞ!」
と負けた馬の騎手達に余裕のメッセージを送った。そして、
「2つ! 申し訳ない。本当に上手すぎてごめんなさい!」とアピール。
「誰か、可能なら私を止めてください」とライバルたちに強烈なコメントを浴びせた。

 「3つ。特にありません」と続けた菜七子は、
「というわけで、最後に大井の皆さん…」と棚橋ばりに「愛してま〜す」と拳を突き上げそうになるが、途中で止めて根本調教師に締めを託す。
根本調教師は改めて菜七子を称えると、
「世界のナナコはこの大井に今年秋のG1シリーズを全勝して帰ってくる。その時はよ、またこの大井に当たり馬券の雨が降るぞ!!」と叫んで大歓声を巻き起こした。