初の年間新潟リーディングを獲得した菜七子は、新旧関東リーディングジョッキーを退けての勝利にも「戸崎? 内田? こんなもんか?」と嘲笑。
「勝つのは当たり前。こんなんでうれしいって言うレベルじゃないから」とまで言ってのけた。
傍らの“保護者"根本康広調教師も「JRA創設65年にして初めて本物が出て来たんだ!」と笑いが止まらない。

 横山武史が次期挑戦に名乗りを上げてきたが、表彰台でしばしにらみ合った菜七子は明確な意思表示をせず。
目指す王者像を問われても、不敵な笑みを浮かべながら「特にありません」と言い放った一方で“世界のナナコ"らしく「当たり馬券の雨、降らせますよ!」と宣言した。

【菜七子、根本調教師の話】
▼根本「見たか、オイ! チャンピオンになったぞ! これから当たり馬券の雨が降るぞ! ザマーミロ!」
▽菜七子「おめでとうございますって勝つのは当たり前だし」
――今の気持ちは?
▼菜七子「気持ちもなにも、日本に帰って来て世界のナナコだから」
――ブーイングが発生したが?
▽根本「関係ねーだろ? 黙ってろよ!!」
――新潟開催を振り返って?
▼菜七子「関東リーディング? 通算1000勝? こんなもんか?」
――うれしさはない?
▽菜七子「別に。こんなんでうれしいって言うレベルじゃないから」
▼根本「モノが違うんだよ、モノが。他の奴らよと! JRA創設65年にして初めて本物が出て来たんだ! 他のと一緒にすんな!」
――どんな王者を目指す?
▽根本「相手に困るんじゃねーか? 相手がいるのかよ。今日出て来たな。相手になるかよ、あんなもん! 相手がいなくて困るぞ!」
▼菜七子「王者像? 特にありません」
▽根本「つまんねぇ質問してるんじゃねーぞ! 世界のナナコだぞ!? つまんねぇ質問するなら帰るぞ! こいつの時代なんだよ。
JRAが潰れるまでコイツの時代なんだよ! このベルトはずっとここにあるんだ。そしてJRAに当たり馬券の雨が降るぞ!」
▼菜七子「当たり馬券の雨、降らせますよ!」