12年から18年まで7年連続でリーディングサイヤーとなったディープインパクト(牡17)が、今年の種付けを取りやめたことが、分かった。
同馬は例年通り、2月のシーズン開始から交配を行っていたが、3月に入ってから首に痛みが出たため、種付けを中止した。
来春に誕生予定の産駒は20頭前後になる見通し。
命に別条はなく、今後は来年に備えて療養する。

同馬の繋養(けいよう)先である社台スタリオンステーションの徳武英介氏は
「首が痛くて種付けを中止しましたが、現在は痛みはないと思います。力を入れるときにバランスを取れない時があるので、それで危ないところもあるので。
馬のリズムと体が一致しないというか・・・。小学校の運動会で転んでしまうお父さんのような感じですね。今回のお休みは大事をとって、ということです」
と説明した。