「5・8億円」のアドマイヤビルゴ（牡、友道）が、注目の初陣を迎える。日曜京都の新馬戦（芝1800メートル）に出走予定。先週の追い切りにまたがった武豊騎手は「良血で期待はしてるけど、すごく小さい（420キロ台）から力のいる京都の馬場がどうか」と指摘した。

母は仏1000ギニーの勝ち馬。友道師は「動きは標準以上だと思う。ディープ産駒らしい走りをしてくれそう」と見込む。

昨年11月に死去した近藤利一オーナーが、17年セレクトセールで史上2位の5億8000万円（税抜き）で落札した。友道師によると「生前から『ユタカを乗せてくれ』とおっしゃっていた」。デビュー戦を見ることはかなわなかったが、故人の思いも背負って出陣する。

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