新型コロナウイルス感染拡大防止のため、UAE・ドバイスポーツ省が、今月末までの全てのスポーツ関連イベントを延期するよう要請したことが分かった。
5日、地元大手メディア「ガルフニュース」が報じた。

 既にドバイでは7日の前哨戦開催「スーパーサタデー」を無観客で実施しているが、各種イベントの中でも「ドバイWCデー」(28日・UAEメイダン)は最も大きな催しとあって、今後の動向に注目が集まる。

 日本からは計19頭が遠征予定だが、JRAは「何も聞いていません」とコメント。
現時点では“延期”の要請とされているものの、仮にドバイWCデーが4月末以降となった場合、気温40度超えも珍しくない同国では気候的に厳しく、
また欧州の競馬シーズンと重なるため、開催自体が中止となる可能性もある。

 ドバイターフ連覇が懸かるアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝)を管理する国枝師は「主催者から何も音沙汰がないし、こちらはレースに向けて予定通りにやっていくだけ」と話すにとどめた。