いい話だ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-23200827-nksports-horse


藤井勘一郎騎手(36)が騎乗したキズナ産駒の12番人気アブレイズ(池江)が、デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。

管理する池江泰寿師(51)はレース後、「今夜、眠れないくらいうれしいです」とめずらしく興奮していた。


「アブレイズの3代母がリリオという馬なんですけど、僕がまだ助手時代に、ケンタッキーのセリへ前田幸治オーナー(前田幸貴オーナーの父)に連れて行っていただいて、
『選んでみなさい』と言われて、選ばせてもらった馬なんです。もう25年くらい前になるのかな…」。

「(リリオの)初子がナインミューズ。その孫がアブレイズです。競馬ってブラッドスポーツですよね。
この血統は君がやらなきゃダメだぞってオーナーに言っていただいて…。
25年近く前、助手時代に出会った馬のひ孫で今日、重賞を勝たせてもらいました。うれしすぎますよ。
リリオは近親(母のきょうだい)がボスラシャム(96年の英1000ギニーなどを制した名牝)とか、ヘクタープロテクター(仏2000ギニーなどG1を5勝)とか、血統も素晴らしかった。
勘ちゃん(藤井勘一郎騎手)で勝ったのもうれしいけど、この血で勝てたこともすごくうれしい。
今夜は眠れないですね」。