では、特別に有馬記念.アー主水アイの敗因を詳細に教えてやる。
結論から言うと、これは.あまり言いたくないことだがルメール先生の騎乗ミスだったと言わざるを得ない。
誰も言わないようだが、俺が贔屓なく客観的に見れば一目瞭然見逃さない。尚.ルメール先生を嫌いになったわけではない。(*^_^*)
パトロールビデオをスロー再生でじっくり何度も見れば分かる。

問題点は2点。
1点目は、まずまずのスタートから先行勢5〜6頭を前に行かせた後、取りたい位置が取れる状況だったにも関わらず.位置を前か.後ろか.内か.外か.どうするか決まらず迷っているような状況のまま進んでいたこと。
パトロールを見れば分かるが.リスグチャグチャーの真横のインから2列目は簡単に取れた。(丸々ポッカリ空いてた)あそこを取ればリスグチャグチャーを内に閉じ込めたまま、アー主水アイが楽勝していた。
2点目は、1点目のミスに起因するが、今度は一転.包まれるのを嫌ってのスタンド前での無理な位置上げ。
痛恨なのは位置を上げた時点での有馬記念の通過ラップだ。
11.1-11.4-11.4で流れるスタート後100m〜700mの区間を押し上げたアー主水アイの実測は10.9-10.9-10.9だった。
2500m戦の前半でスプリンターズS並みのハイラップ32.7を刻んでいるのだから敗北も致し方なし。この状況で直線先頭に立ちそうな感じだったのだから.やはり普通の馬ではない。

まあ、2019年.有馬記念は、2009年.アンライバルドが勝った皐月賞のようなもの。

2009年.皐月賞.通過順。
1着馬.(11-11-12-9)アンライバルド
2着馬.(18-18-16-16)トライアンフマーチ
3着馬.(12-12-14-15)セイウンワンダー

2019年.有馬記念.通過順。
1着馬.(10-10-11-9)リスグチャグチャー
2着馬.(13-13-11-7)カートゥルマーサル
3着馬.(15-16-16-16)ワーワールドプレミワー

要は、単に勝ちにいかず後方待機がハマっただけのリスグチャグチャーはアンライバルド程度の馬で、漁夫の利でたまたま勝っただけ。
当然、ロジユニヴァース同様、次走アー主水アイ鮮やかな逆転劇!で間違いない。

尚.真に恐るべきは、凱旋門賞帰りで状態不十分.あの先行壊滅の流れを.不向きな中山でアー主水アイを徹底マーク、直線一旦先頭で4着に踏ん張ったフェイールマンである。