6月14日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル、11頭立て)は、4番人気のフラーズダルム(牝2歳、父キズナ、栗東・松永昌博厩舎)が先行策から直線で抜け出し、初陣を飾った。勝ちタイムは1分37秒1(稍重)。

 スタートを五分に出て、道中は2番手を楽な手応えで追走。直線入り口では馬なりで先頭に並びかけ、
ゴーサインが出ると力強いフットワークでリードを広げた。最後は4馬身差をつけ、余裕を持ってゴール。

 福永祐一騎手は土曜5Rのヨカヨカに続き、2日続けての新馬戦勝利。「センスが良かった。
1週前のコースでの動きが悪くなかったし、(レースでも)上手に走ってくれた。抜け出してからもしっかりしていた。初戦としては言うことない」と高い評価を与えた。

 松永昌調教師は「あれくらいは走ると思っていた。人気がなさすぎたくらい」と期待通りの走りに笑み。
「次走は決まっていないが、距離が延びても大丈夫そうだね」と今後を見据えた。

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