アイルランドのパット・スマレン元騎手が、すい臓がんのため亡くなったことがわかった。43歳だった。英競馬メディア『Racing Post』などが現地時間15日夜、報じている。

 スマレン元騎手はアイルランド出身。2000年から2016年にかけて9度に渡り、アイルランドリーディングの座を獲得。ヴィニーローとのコンビでの愛セントレジャー4連覇、ハーザンドとのコンビでの英愛ダービー制覇など、多くのクラシックタイトルも制している。

 日本ではワールドスーパージョッキーズシリーズに4度出場。2013年ゴールデンホイップTで、オースミナインに騎乗して勝利をあげている。

 2018年3月からすい臓がんの治療のため騎手生活を休業。2019年5月には一度治療に成功したものの、現役引退を発表していた。
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