【中日新聞杯】兄に近づく一里塚
水上学の血統トレジャーハンティング
土曜中京11R 中日新聞杯(G3)
◎本命馬
Aボッケリーニ
(牡4、栗東・池江厩舎、松山騎手)
毎年見応えある楽しみなレース。2017年に年末に移行してきたが、すっかり初冬の名物レースになりつつある。

今年はAボッケリーニに期待する。秋の天皇賞を勝った、中距離の名馬ラブリーデイの全弟で、兄同様、中団あたりの位置で脚をタメて脚を使うことができる。後方一気ではないあたりが心強い。

今回初の2000mとなるが、この血統ならプラスに出ることは間違いない。また近走戦ってきたサラキア、ランブリングアレーらとの小差をみても、重賞勝ちの力がついてきたと見ていいだろう。前走からの1キロ減も大きい。

$お宝馬
Fワイプティアーズ
(牡5、栗東・加用厩舎、川島騎手)
人気薄に魅力のある馬は多いが、その中でも穴馬として確実に押さえておきたいのがこの馬。直線一本のレースになるが、去年の3着馬アイスストームとは僅差の2着、またサウンドキアラとも小差の競馬をしており、複穴としてなら十分狙える力はあると考える。距離実績もソコソコあり、中2週のローテ実績は十分だ。

相手上位は Bテリトーリアル、@サトノガーネット、Qサトノソルタス。 押さえに Jグロンディオーズ、Mシゲルピンクダイヤ、Cショウナンバルディ、Iデンコウアンジュと3着対象なら手広く構えたい。