3.11上回る25倍の電気代高騰、“市場連動契約"の落とし穴
「約10倍近い異常な高値になっている状況です」

 100%自然エネルギー由来をうたう新電力のハチドリ電力のWebページでは、
電気の卸売取引価格の高騰について記載されている。同社がお知らせを公開
した時点の電力卸売価格は、前年比で約10倍の100円/kWhであった。
しかし、足元では関東エリアで250円/kWhと、前年比で25倍程度の水準まで
膨れ上がっている。

これにより、いわゆる“新電力“の「市場連動型プラン」の利用者から、電
気代を心配する声が上がっている。 ... A.2016年に電力が自由化されて以降、
発電所を持たない会社が「卸市場」を通して電気を買い、販売だけを行う
“新電力” ... 会社もあり、SNSなどでは「今月の電気料金が10万円いくかも」
「5倍になるかも」といった声が上がっています。