2位に大差をつけての圧勝だ。

 現地3月18日、オンラインベッティングサイトを運営する『OLBG』が最新の「ジョッキー獲得賞金ランキング」を発表。
古今東西、世界中の騎手を対象にしたビッグデータ(2020年末時点)で、キャリアを通して稼いだ賞金の合計を集計し、
トップ50のランキングを確定させたのだ。

 その1位に輝いたのはほかでもない、日本競馬界の至宝、武豊だ。
通算4249勝でこれまでに7億9610万ドル(約860億円)を稼ぎ出したという。
同サイトによれば、獲得賞金に対する騎手の取り分は5〜10%が相場で、
同ジョッキーは少なくとも生涯で3980万ドル(約43億円)の報酬を得たと概算している。

 驚かされるのは日本勢の隆盛だ。
2位に2840勝の横山典弘が5億6063万6800ドル(約587億円)で入り、先ごろ現役を退いたばかりの蛯名正義が2538勝/4億7942万3200ドル(約517億円)で3位に食い込んだ。
トップ10には実に合計8名の日本人ジョッキーが名を連ね(50位以内では25名!)、
あらためてJRA(日本中央競馬会)レースの賞金額が世界最高峰であることを裏付けた。

https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=37833