現実として菊花賞と天皇賞春は種牡馬選定面でノーカウント化してる有様。

1984年グレード制施行以降でG1勝ちが菊花賞と天皇賞春だけで引退した馬は以下の通り
バンブービギン・レオダーバン・ライスシャワー・ダンスインザダーク・
マチカネフクキタル・ナリタトップロード・ザッツザプレンティ・デルタブルース・
ソングオブウインド・アサクサキングス・オウケンブルースリ・スリーロールス・
ビッグウィーク・トーホウジャッカル・フィエールマン(ここまで菊花賞勝ち馬)
クシロキング・メジロブライト・イングランディーレ・スズカマンボ・
【アドマイヤジュピタ・マイネルキッツ・ジャガーメイル・ヒルノダムール・
ビートブラック】・フェノーメノ・レインボーライン(天皇賞春のみの勝ち馬)
これらのうち種牡馬として成功したといえるのはダンスインザダークとスズカマンボ
くらいで、後継種牡馬を輩出したのもダンスインザダークとソングオブウインドのみ。
天皇賞春のみの勝ち馬に至っては【】内の暗黒期を経て価値が暴落してしまった
のは否めない。
今の「短かろう・速かろう・軽かろう」最優先のJRAの方向性では、天皇賞春はその
役目を終えたと言ってもよい。