こんにちは、古川奈穂です。

みなさんすでにご存じかと思いますが、4月25日の騎乗を終えたところで左肩に違和感を感じ、その違和感を解消するために手術をすることになりました。

多くの騎乗依頼をいただき、ジョッキーとして充実した日々を送るなかでの休養ということで、当初は正直、迷いもありました。でも、多くの方の支えがあって成り立っている競馬という競技において、たとえほんの少しであっても、自分のパフォーマンスに不安を抱えたままで騎乗を続けるのはあまりにも申し訳ない…。やはり、ここは決断をするべきだと思いました。

矢作先生に相談をしたところ、「100%のパフォーマンスを発揮できる状態で乗るのが一番大事なこと。少しでも自信が揺らいだり、不安を感じるのであれば、100%に戻してから、もう一度チャレンジしてもいいのではないか」と、私の意志を尊重してくださいました。  

また、ジョッキーからの視点でアドバイスをいただきたくて、厩舎実習の頃からお世話になっている藤田(菜七子)にも電話してみたのですが、「長い目で見たら、早い段階で違和感を取り除いたほうが、のちのちプラスになると思うよ」と背中を押してれましたが、少し生意気ですね。