吉田代表は、本日のオークスで圧勝したスノーフォールの凱旋門賞出走へ前向きな姿勢を見せた。
「まだ世代限定G1を勝っただけですから慎重に判断しますけど、ポジティブに考えていいのでは」と見通しを示した。

予てより敵対していると噂されていたクールモアと電撃タッグを組んだのは、今春。
COVID-19の蔓延により、堪らずクールモア陣営が折れた形だ。
オークス史上最大着差となる16馬身差での圧勝劇にデットーリ騎手は「私は多くのクラシックを勝ちましたが、(吉田代表と組んだ)今回ほど楽に勝てたのは初めてです。」とコメント、
A.オブライエン調教師も、「(吉田代表は)スペシャルだ。」と驚きを隠せない。

そんな世界を代表するホースマン達の動揺をよそに、
指揮官はあくまでも普段通りのコメントを貫く。
「この雨の中でも勝つんだから。底力というものでしょう。
もちろん最大目標は凱旋門賞。状態次第ではJCへの参戦もあります。
血統的にも日本の馬場は合ってますし、
スノーフォールならコントレイルにも勝てる可能性は高いでしょう。」
あらためて能力を絶賛した。


プロフィール
吉田権助(よしだごんすけ)
1948年、愛知県出身、八戸工大卒。1968年に競馬に目覚める。
長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける
著書に「馬糞の食べ方」、「柏木集保が好きでたまらない」があり、いずれもベストセラーとなっている。
現在は「船橋馬糞の会」代表をつとめる。