0002名無しさん@実況で競馬板アウト
2022/03/05(土) 11:23:14.42ID:zfiEVsEH0慣れない地で一つ間違えば雰囲気に吞まれそうな条件下でも、日本最強馬を管理する池江泰郎調教師(引退)の厩舎スタッフは冷静にいつも通りの仕事を全うした。日本のトレセンとは異なるシャンティイの森の中での調教だったため、愛馬を見失わないように担当の市川明彦厩務員はゼッケンを裏返しに装着。目立つ白い面が表面に押し出されるようにした。調教に騎乗する池江敏行調教助手もそのあたりを理解して「明るい色のジャンパーを着るようにした」と語った。
宝塚記念以来の休み明けになる点は、中間の追い切りをロンシャン競馬場まで行って行う事でカバーした。その鞍上には勿論、日本から駆けつけた武豊騎手が跨った。本馬場での調教後には同ジョッキーと池江泰郎調教師が声を揃えて「良い状態」「良いスクーリングが出来た」と口にした。そして指揮官は次のように続けた。
「若駒じゃないのでパドックとコースを見せられれば充分です。信念を持って調教をしているので、休み明けでも万全といえるデキにあります」
凱旋門賞前日のダニエル・ウィルデンシュタイン賞(GII)にはディープインパクトと同行して現地入りしていたピカレスクコートが出走。2着に善戦すると、同馬の調教師であり池江泰郎調教師の子息でもある池江泰寿調教師は次のように感じた。
「ピカレスクコートは日本だと1000万条件の馬です。それがフランスのGIIでこれだけ走れる。ディープインパクトもきっと好勝負になるでしょう」