常に減量節制を強いられる向いてない肉体で
チーム戦してくる汚いベテランの居る環境で
海外の乗り方を研究しまくり
7番人気以下で数年結果をだし
買値800万の馬でようやく蹴散らしてG1
そこから築いてきた輝かしい競馬人生

そこにどこから見ても下手くそなあんちゃんとそれをものともせずに勝ちまくる謎の馬コンビ

馬のお陰
結局最後はお馬さんですから~
マスコミにはそう言い続けてきた
だけど、だけどな!
本当にそんなわけがねぇだろうが!
俺達が鼻先曲げるだけで馬身の差がつくんだ!
あんなのに、勝たせるわけにいかねぇだろうが! 

あれだけ嫌ってたチーム戦のようなことが
誰が指揮することもなく有馬では行われる
騎手全員が少なからず同じ思いを抱いていた
取り囲まれ早々に諦めてしまう鞍上
騎手にもうできることは何もなかった

だが