10月2日に行われた凱旋門賞・仏G1(パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)では19着だったドウデュース(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が、国内復帰戦として視野に入れていたジャパンC・G1(11月27日、東京・芝2400メートル)への出走を自重することが決まった。11月3日、友道調教師が明らかにした。

 今後は来年のドバイ/・ターフ・G1(メイダン競馬場・芝1800メートル)を最大の目標にローテーションを組んでいく予定で、成績次第では、2年連続となる凱旋門賞への挑戦も視野に入れている。

 ドウデュースは10月7日にフランスから帰国し、輸入検疫を経て、現在は滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中となっている。

 友道調教師「1週間ほど楽をさせて、ジャパンCを視野に牧場で乗ってもらっていましたが、どこが悪いという訳ではなく、もう少し時間がほしいという感じです。ダービー馬でもありますし、中途半端な状態では出走させられないということです。今後は当面の目標として、ドバイ・ターフを考えています。そして、秋にチャンスがあればもう一度、凱旋門賞に使えればと思っています」