ディスクリートキャット病死 20歳 重賞2勝馬オオバンブルマイの父


重賞2勝馬オオバンブルマイや、15年根岸S覇者エアハリファの父であるディスクリートキャットが病死したことが明らかになった。ダーレージャパンが25日、ホームページで発表した。20歳だった。同馬は、ダーレー・スタリオンコンプレックス(北海道日高町)で種牡馬として繋養されていた。

米国産馬で2005年にサラトガ競馬場でデビューすると、ゴドルフィンに移籍。日本からフラムドパシオンが参戦(3着)した06年UAEダービー・G2では、デットーリの手綱で6馬身差をつけて、重賞初制覇を飾った。その後、デビュー6連勝で米国のシガーマイルH・G1を制した。

現役引退後は米国のケンタッキーで種牡馬入りし、ブラジルでシャトル種牡馬としても活躍。17年から日本に導入されていた。

ハリー・スウィーニィ代表取締役は「今日は私たちにとって非常に辛い1日となりました。14歳となってから日本で供用が開始されましたが、それでもブリーダーの方々に受け入れられ、これまでに750頭以上の繁殖牝馬を集めました。本馬はとても温和な馬で、私たちは彼と共に仕事をすることを喜びと感じてきました。本日のスタリオンコンプレックスは涙で溢れました。これまでの功績への感謝と安らかに眠って欲しいという気持ちで一杯です。そして、今日に至るまでサポートして頂いたオーナー、生産者をはじめ本馬に携わったすべての関係者にこの場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます」と追悼のメッセージを記した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59e49fc30292201649982ac229a6fe83e4744150