一方で、セキフウを管理する武幸厩舎が今年に入ってから未勝利と苦戦している点は気掛かりなところ。

「年初から着実に勝利を積み重ねている武騎手に対して、弟の武幸厩舎は今年に入って26連敗中。先週末には管理馬のライトクオンタムが東京新聞杯(G3)に登録していましたが、賞金不足で小倉日経オープン(OP)に回って3着に敗れるなど、どこか歯車がかみ合っていない印象もあります。

もしセキフウが除外対象になっていれば、兄・豊騎手のフェブラリーS連続騎乗も危うくなるところでしたが、何とかそれは避けられました。厩舎としてはこの運も味方につけたいところでしょうね」(競馬誌ライター)

いまだ今年初勝利を模索中の武幸厩舎。
まずは今週末の競馬が控えているが、来週末の大舞台で兄・豊騎手が一発逆転の特大アーチを描き、弟の窮状を救ってくれるかもしれない。