真の神様と
JRA 競馬界史上最強牝馬 主催はJRA日本中央競馬会
ナリタブライアン

欧字表記 Narita Brian
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 黒鹿毛
父 ブライアンズタイム母 パシフィカス母の父 Northern Dancer
生国 日本の旗 日本(北海道新冠町)
生産者 早田牧場新冠支場
馬主 山路秀則
調教師 大久保正陽(栗東)
調教助手 大久保雅稔 寺田雅之
厩務員 村田光雄[1]
競走成績
タイトル JRA賞年度代表馬(1994年)
最優秀3歳牡馬(1993年)
最優秀4歳牡馬(1994年)
顕彰馬(1997年選出)
生涯成績 21戦12勝
GI 朝日杯3歳S 1993年
GI 皐月賞 1994年
GI 東京優駿 1994年
GI 菊花賞 1994年
GI 有馬記念 1994年
ナリタブライアン(欧字名:Narita Brian、1991年5月3日 - 1998年9月27日)は、日本の競走馬、種牡馬。
中央競馬史上5頭目のクラシック三冠馬であり、そのトレードマークから「シャドーロールの怪物」という愛称で親しまれた。1993年8月にデビューし、同年11月から1995年3月にかけてクラシック三冠を含むGI5連勝、10連続連対を達成し、1993年JRA賞最優秀3歳牡馬[† 3]、1994年JRA賞年度代表馬および最優秀4歳牡馬[† 3]に選出された。1995年春に故障(股関節炎)を発症したあとは低迷し、6戦して重賞を1勝するにとどまったが(GIは5戦して未勝利)、第44回阪神大賞典におけるマヤノトップガンとのマッチレースや短距離戦である第26回高松宮杯への出走によってファンの話題を集めた。第26回高松宮杯出走後に発症した屈腱炎が原因となって1996年10月に競走馬を引退した。
競走馬時代[編集]
3歳(1993年)[編集]
競走内容[編集]
8月15日、ナリタブライアンは函館競馬場の新馬戦でデビューした。「ビワハヤヒデの弟」として注目を集め2番人気に支持されたが2着に敗れ、中1週で再び同競馬場の新馬戦に出走して初勝利を挙げた。その後、3戦目の重賞函館3歳ステークスと5戦目の重賞デイリー杯3歳ステークスではそれぞれ6着と3着に敗れたものの、4戦目のきんもくせい特別と6戦目の京都3歳ステークスを優秀な走破タイム[† 6]で優勝した。1番人気に支持されたGI朝日杯3歳ステークスでは、序盤に馬群の中ほどにつけ第3コーナーで前方へ進出を開始する走りを見せ優勝。GI初優勝を達成し、同年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選ばれた。