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ブエナビスタ (競走馬)

ブエナビスタ(欧字名:Buena Vista、2006年3月14日 - )は、日本の競走馬・繁殖牝馬[1]。
2008年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2009年の桜花賞、優駿牝馬(牝馬二冠)、2010年のヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、2011年のジャパンカップを制し、GI級競走6勝を挙げた。総獲得賞金14億7886万9700円は、引退時点では日本調教馬として歴代2位、日本調教馬の牝馬として歴代1位を記録。2010年のJRA賞年度代表馬。そのほか、2008年から2011年にかけて4年連続で世代のJRA賞最優秀牝馬を受賞[注釈 4]し、史上3頭目[注釈 5]となるJRA賞4年連続受賞を果たした。
母ビワハイジが勝利した阪神ジュベナイルフィリーズ、父スペシャルウィークが勝利した天皇賞(秋)、ジャパンカップを勝利し、両親と同一GI級競走親仔制覇を果たした。
デビューまで[編集]
誕生までの経緯[編集]
ビワハイジは、1995年の阪神3歳牝馬ステークス(GI)を制した牝馬である。競走馬引退後は、有限会社ビワ代表の中島勇が所有し早田牧場に繋養された[16]。しかし、早田牧場の自己破産や中島が急死したため、中島と親しい松田博資調教師の仲介でノーザンファームの吉田勝己に引き継がれ、ノーザンファームに移動した[16]。移動前の早田牧場にて、2002年に生産された3番仔のアドマイヤジャパンは、2005年の京成杯(GIII)優勝してクラシックを完走、三冠達成したディープインパクトの対抗馬として注目されるほどであった[17]。
北海道早来町のノーザンファームに渡った後の2005年、スペシャルウィークと交配した。スペシャルウィークは2003年にデビューした初年度産駒の成績が良くなかったことから、種付け数は右肩下がりになっていた[18]。しかし、2005年のクラシックにて産駒のシーザリオやインティライミが活躍したため、種付け頭数は2004年の105頭から、2005年は倍以上となる234頭まで上昇[18]。ビワハイジは、2003年、2004年と2年連続でアグネスタキオンと交配していたが、スペシャルウィーク産駒の活躍を経て、2005年は交配相手がスペシャルウィークに切り替わった[18]。
幼駒時代[編集]

サンデーレーシングの勝負服。